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STEP.4 気に入ったお部屋に申し込みをして契約する。
- 【契約のダンドリをチェック】
- 入居する「あこがれ」の部屋が見つかれば、契約です。まずは、契約までの流れを把握しましょう。
1、申し込み → 2、入居審査 → 3、審査結果連絡・契約日決定 → 4、契約
以上の4段階です。この期間は短くて5日間くらい~長くて2週間ぐらいです。
- 【最初は入居の申し込みだ 】
- 申し込みを決めたら、不動産屋さんに「入居申込書」の提出です。書式は不動産屋さんによって異なりますが、記入した用紙は入居審査の資料です。 注意して欲しいのは、「入居申込書」は入居を希望する、という書類なので「賃貸借契約書」ではない、ということ。契約は入居審査の後です。そして、ここでの確認ポイントは
□申込金が必要かどうか
□今後のスケジュール
□連帯保証人の立ち会いが必要かどうか
□契約時に必要な書類は何か
□契約時に必要なお金はいくらか
□入居日はいつか
- 【入居の契約・事前に必要なモノ】
- 契約の際には、いろいろなものが必要です。直前になって「アッ、忘れた」ということがないよう、事前にチェックしておきましょう。
□ 連帯保証人承諾書
□ 自分の印鑑と保証人の印鑑(実印と印鑑証明書)
□ 自分の住民票
□ 身分証明書(学生証・運転免許証・健康保健証等)
□ 進学先の合格通知書(必要な場合もある。)
□ 銀行口座預金通帳と届け出印
(家賃振り込みが銀行からの自動振替の場合に必要)
- 【入居の契約・当日必要なモノ】
- 「事前に必要なモノ」以外に必要なのは、お金です。通常は、家賃6万円の場合だと、 敷金2カ月/礼金2カ月/仲介手数料1カ月/前家賃1カ月の月家賃6カ月分×6万円で合計36万円となります。(上記のケースはあくまで例。最近では敷金・礼金が1カ月やゼロという物件もあります。) 大金を持つのが不安な人は、契約直前に不動産屋さん近くの銀行や郵便局からお金を引き出すなどの自衛策をとりましょう。 用意した書類も、もう一度見直して抜けがないかチェック。
- 【契約本番、重要事項説明書をチェック】
- まず始めに重要事項説明書について説明があります。不動産屋さんは、重要事項説明書を交付する際に、その内容を入居者に読んで説明する義務があります。これは契約書ではないが、物件の内容、契約の内容について重要な書類。 この説明は、顔写真入りの資格証を持つ宅地建物取引主任者でなければならないのです。納得したら署名・捺印をします。
- 【賃貸借契約書、チェック事項】
-
- □家賃の金額・支払い方法
- □家賃の値上げ
- □更新料
- □禁止事項
- □同居人の追加
- □修繕費を誰が負担するか
- □契約期間の始まる日
- □契約の解除
- □解約の方法
- □敷金がどのくらい戻ってくるか
- 【賃貸借契約書に判を押す】
- 賃貸借契約書にじっくり目を通すのは最低限の常識。すぐに署名・押印するのではなく、納得するまで、じっくり読むことです。納得したら、この契約書にあなとと保証人の署名・捺印、家主の署名・捺印をすることになります。どうしても不安がある人は、親戚や親の同伴で行ったほうが良いでしょう。但し、同伴者任せにせず内容についてしっかり理解しながら進めることが大切です。
- 【必要な費用を払う】
- 契約通りの金額を支払いましょう。礼金、敷金、前家賃は大家さんに、仲介手数料は不動産屋さんに支払います。前家賃がきちんと日割り計算されているか確認を忘れずに。
- 【契約書、領収書、鍵などをもらう 】
- 契約書は「賃貸人(大家さん)」と「賃借人(あなた)」の2通が出来たはずです。1通はあなた。もう1通は大家さんが保管。紛失しないように気をつけましょう。 領収書には礼金、前家賃の明細を書いてもらい、敷金の預かり証(退去時に返還されるため)、契約書1部、部屋の鍵を受け取って契約は終了です。じっくり読んで納得して、署名・捺印、費用の支払い、領収書・契約書の受け取りを行いましょう。
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