1.こんろ ●消火器がある場合 消火器で燃えている場所にかけて消します。ただし、寝具や衣類についた場合、粉末消火器は薬剤が粉末のため、中まで浸透しずらいので再び燃え出すことがあります。念のため、火がおさまった時点で水をかけてください。 ●消火器がない場合 濡らしたタオルや大きなふたなどを使い、手前からすべらせるようにかぶせ、空気を遮断して消火します。火が消えたら、ガスの元栓を閉めましょう。 ●やってはいけないこと 天ぷら油に火がついた時、一番危険なことは、水 をかけることです。 かえって火が大きくなり、まわりの物に火が移ったり、やけどをしたりします。天ぷら油の火災では、絶対に 水 をかけないようにしてください。 また、マヨネーズや生野菜などは、入れた勢いで、油が飛び散ったりして火が大きくなることもあります。
2..たばこ ●消火器がある場合 消火器で燃えている場所にかけて消します。ただし、寝具や衣類についた場合、粉末消火器は薬剤が粉末のため、中まで浸透しずらいので再び燃え出すことがあります。念のため、火がおさまった時点で水をかけてください。 ●消火器がない場合 水をかけて消火しますが、火が小さいうちは、たたきつけるようにかけ、火が大きくなったときは、上部にまき消火します。水の準備ができないときは、近くのものをかぶせ足で踏んで消します。その後、水をしっかりかけて消火してください。
3.ストーブ ●消火器がある場合 消火器で燃えている場所にかけて消します。石油ストーブの場合、粉末消火器で消火してください。 ●消火器がない場合 水に濡らした毛布などで、手前からすべらせるようにかぶせ、空気を遮断し消火します。
4.電気機器 プラグを抜くか、ブレーカーを切り、粉末消火器で消火します。感電のおそれがありますので、泡消火器などは使用しないでください。
5.ろうそく・灯明・線香 ●消火器がある場合 消火器で燃えている場所にかけて消します。 ただし、寝具や衣類についた場合、粉末消火器は薬剤が粉末のため、中まで浸透しずらいので再び燃え出すことがあります。念のため、火がおさまった時点で水をかけてください。 ●消火器がない場合 水をかけて消火します。水の準備ができないときは、近くのものをかぶせたたいて消します。障子に火がついた場合は、けり倒し、足で踏んで消します。その後、水をしっかりかけて消火してください。
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