侵入者は下見が大好き。この時、念入りに家人の生活形態を調べます。 留守がちな家が狙われるのも、この下見の際に目を付けられるからです。 では、侵入者はどういった所で留守がちと悟るのでしょう?
【留守はこうやって見分ける】 部屋・玄関の明かり-----
部屋の明かりは、家人が家に居なければつくことはないので、明かりの付いていない時間帯は留守という事になります。一人暮らしや共稼ぎの家などは、家に戻ってくる時間がある程度決まってしまいますので、侵入者には好都合です。たまには部屋の電気をつけっぱなしで外出される事も必要だと思います。また、玄関のライトも同様ですので、暗くなると点灯するようなライトに変える事も防犯に役立つでしょう。
カーテン-----
昼にカーテンをきっちり閉めて外出すると、今出かけてますと知らせていると同じ事。 少し位の外出なら、思い切ってレースのカーテンだけにして、外出してみましょう。
新聞・郵便物-----
新聞をためると、外出していると思われてしまいます。たとえ、家の中に居ても狙われる可能性があるので、必ず毎朝取るようにしてください。また、2~3日の旅行でも、配達営業所に連絡をして止めてもらいましょう。 郵便物は、留守を知らせると同時に、電話番号などを調べる手段として抜き取られる場合があります。必ず毎日確認するのと、電話などの公共料金の通知は、いつ来るのかを把握しておくと、抜き取られた場合でも、すぐに分かり、対処しやすくなります。
洗濯物-----
洗濯物が干しっぱなし、というのは実は、留守にしている事を知らせてしまいます。一人暮らしの方は、洗濯物を干したまま出勤される事は少ないでしょうから、大丈夫だと思います。けれども、いつもは昼頃取り込むものを、夜になっても干しっぱなしにしている。という場合は特に気をつけなければいけません。出かける予定がある時は、予定外に遅くなる場合も考慮して、部屋の中に干すか、あるいは乾燥機を利用しましょう。
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