<カーペットの汚れ> カーペットは、ダニの温床になりやすい所なので、日頃のお手入れがとても大切です。できれば1~2ヵ月に1度水拭きするのが効果的です。住居用洗剤を薄めた洗剤液に雑巾を固く絞ります。絞った形のまま、いろいろな方向にこすると、汚れやホコリがよく落ちます。汚れがひどいときは、掃除機をかけてゴミやホコリを取ってからカーペツト用クリーナーを使います。
<しみ> 牛乳やコーヒーなどをうっかりこぼしてしまったという場合はすぐにティッシュペーパーなどで水分を吸い取り、お湯で絞ったタオルに住まいの洗剤をつけてたたくようにして拭きとります。それでも色素が残るようなら、酢で拭いてみるとよいでしよう。また、市販されているカーペット用のしみとり剤を使ってもよいでしよう。これはガンコなしみも取れるので便利です。また、別の方法としてシミになる液体をこぼしたら、乾いたタオルを当てて上からたたいてタオルに吸いとり、精製塩をまいて竹べラで表面をしごき、塩に汚れを吸い取らせ、その塩を掃除機で吸い取ってみるのもよいでしよう。いずれにしても、しみは古くなると変質してとりにくくなるので早めに処理することが大切です。
<床掃除> お米のとぎ汁でね、床を拭くと、ピカピカになります。やり方は簡単、とぎ汁に浸した雑巾で床を拭くだけです。米ぬかの成分が床に膜をつくるから、ワックスの効果もあります。二度拭きしなくっても床がツヤツヤになりますよ。
<畳の掃除> 畳の掃除は、乾いた布で拭きます。特に新畳は、水拭きしないことです。畳は、だんだん黄ばんでしまいます。もし畳が黄ばんできたら、水で薄めた酢を固く絞った雑巾でふきます。2週間に一度くらい酢で雑巾がけをすれば、ある程度、黄ばみは押さえられます。また、カビを取るにはエタノール(薄めなくてもよい)を使用するとよいでしょう。 また、タバコの焼きコゲをつくったら、オキシドールで漂白し、ろうをたらして穴を埋めコゲ穴を大きくしないようにして下さい。
<繊維壁がポロポロ落ちる> 繊維壁などがポロポロ落ちてくるのはノリがきかなくなっているためです。このようなときは、専用の壁おさえスプレーを使うとよいでしょう。スプレーを壁全体に吹きつけておくと砂落ちはピ夕ッと止まります。ただし京壁は色がムラになるのでおすすめできません。専用のスプレーを使用するとシミがでることがありますが、そんなときは壁用の下塗り剤を塗って壁色の塗料を塗るのもよいでしよう。
<壁紙> ビニール壁紙はかなりよく洗剤で拭き掃除ができますが、日焼けしてきたものは、塗料を塗るか、はりかえるしか方法はありません。紙の壁紙も2~3回は洗剤で拭きとることができますが、表面がケバ立つようになったら、はりかえなくてはなりません。 壁クロス。これは掃除機などでホコリを払う程度の掃除方法しかありません。汚れてきたら、はがして壁紙をはりかえることになりますが、それには一見クロスふうのビニール、ビニールクロスがいいでしょう。
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